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テレキャスター 現行モデル比較 60年代リイシュー

前回は50年代のテレキャスター を見たので次は60年代リイシューを見ていきたいと思います。

2020年2月時点で60年代モデルとして出ているのは以下の通りです。(シンラインはちょっと別で取り扱おうかと思うので除外します。)

MADE IN JAPAN HYBRID 60S TELECASTER®

103,500円

Vintera ‘60s Telecaster® Bigsby®

117,000円

American Original ‘60s Telecaster

249,800円

まず画像は3種類全部サンバーストで揃えたんですが、正直別物ですね。

アメリカンオリジナルはテレキャスター カスタムです。並べるべきかどうか迷ったのですが、まあいっかということで一緒に見ていくことにします。※アメリカンヴィンテージシリーズ時代から60年代モデルはカスタムでっていう流れでしたし。。

ヴィンテラは、ビグスビーアーム付きなんですが、なんで商品名のbigsbyに®️付いてんの?しかもFマークじゃなくて本物のビグスビー?って思っていたら、買収してたんですね。。ビグスビーを。

なんでこんなこと言うかというと、テレキャスター 含めてfender好きの方はご存知の方も多いかとは思うのですが、ビグスビーの創業者のポール・ビグスビーと、フェンダー創業者レオ・フェンダーは仲が悪かった、、というか、ある時からポール・ビグスビーはレオ・フェンダーを憎んでいたというエピソードが有りまして、よく「テレキャスター のビグスビーアームを付けると呪われる」っていう噂(ジョーク)まで流れていたくらいです。

というのが、レオ・フェンダーがエスクワイアを作る前に、ポールビグスビーはこの写真の様なギター作っていました。

ポール・ビグスビーは、レオ・フェンダーが自分のアイディアをパクったんだと。。。。死ぬまで憎んでいたらしいです。

うーーーん。まあ、ヘッドデザインはストラトまんまなんで、パクったんだと言われてもしょうがないかもしれませんが、フェンダーという会社が大きくなったのは別にヘッドデザインが優れていたからではないですからね。。。

まあ、それはそれとして、ひとつづつ60年代モデルを見ていきましょう。

MADE IN JAPAN HYBRID 60S TELECASTER®

いきなりなんですが、このモデル、名前と中身が正直一致していなすぎるというか、、、それで良かったの?って個人的に思っています。いや、弾けばいい音すると思うんで商品としては全然良いんですが、60年代要素少なくね?ってことです。。。

60年代要素

  • ミントグリーンガード(59年〜63年までの仕様)
  • スラブローズウッド指板(59年〜62年前半までの仕様)

以上。。。。。

これだけです。

間違った?設定

  • ブリッジサドルがブラス(53年までの仕様)
  • ピックアップが58年モデル(実際、60年とか61年と何が違うのかわかりませんが、思いっきり58年って書いてたら、、、それは、、、)
  • ネックUシェイプ(55年まで)

もうね。。

思いっきりMIJハイブリッド50sとパーツ共有してますって感じですよね。

その他ヴィンテージ仕様

  • フラットトップノブ(56年以降)

モダン要素

  • 指板ラジアスが250mm
  • ロッキングチューナー
  • ミディアムジャンボフレット
  • 4ウェイスイッチでネックピックアップとブリッジピックアップの直列、並列選択可能
  • カラーバリエーション12色

いや、弾きやすそうで、音のバリエーションも多彩、その上カラーバリエーションも豊富でホントに最高なテレキャスター なんですが、名前と違いませんか??ってところが個人的に気になるんです。。。 ヴィンテージ系を欲している人が買うべきギターか??はちょっと謎です。

Vintera ‘60s Telecaster® Bigsby®

いいですよねー。ビグスビーアーム。カッコいい。

60年代要素

  • Early ’60S C”型ネック
  • 60s Tele®シングルコイルピックアップ
  • 3層グリーンガード(59〜63年)
  • スラブ貼り指板(59〜62年)
  • ビグスビーアーム(67年からオプションにて)

その他ヴィンテージ仕様

  • フラットトップノブ(56年以降)
  • 7.25インチラジアス指板
  • ヴィンテージフレット

モダン仕様

  • パーフェロー指板材
  • ポリエステル、ウレタン塗装

謎仕様

  • サンバーストのボディ材にアッシュ(カスタムカラーは基本的にアルダー)
  • ホワイトブロンド色にブラックガード(ホワイトブロンドはホワイトガード)

60年代再現性が高い上にこの価格帯でビグスビーアーム付きとか超魅力的ですよね。

American Original ‘60s Telecaster

60年代要素

  • mid-’60s Cネックシェイプ
  • Pure Vintage ’64シングルコイルTelecasterピックアップ
  • ラッカーフィニッシュ
  • 3層グリーンガード(59〜63年)
  • パーロイドドット(64年〜)
  • ラウンド貼りローズウッド指板(62年後半〜)

その他ヴィンテージ仕様

  • フラットトップノブ(56年以降)
  • ラッカーフィニッシュ

モダン仕様

  • 9.5インチラジアス指板
  • ヴィンテージトールフレット

謎仕様

  • サドルがツルツルのスチールサドル(54〜57年)

はっきり言って、これマジで欲しいですね。テレキャスター カスタムってホントカッコイイ!

しかもカラーバリエーションがサンバースト、バーガンディミストメタリック、フィエスタレッド、レイクプラシッドブルーとか、最高なものがフルでラインナップされてるんで、もう、ヤバいですね。50万のカスタムショップ1本より、これを色違いで2本の方が私は嬉しいです。

サドルは交換しますけどね!

皆さんはどうでしょうか??

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