サドルもまた細々と変化が有りました。
1950年11月〜 真鍮
真鍮製の3連のサドルです。
真鍮サドルの音の傾向は、ミドル寄りの音になる様です。
超マニアックに見ていけば、真鍮製の時代にも凄い細かい変化が有ったようです。

1954年〜 ツルツル鉄
鉄サドル(表面がツルツル) の物に変更されました。
鉄サドルの音の傾向としては、明るいカラッとした音だそうです。
高さ調整ネジに45度の角度がついているそうです。なんの為でしょうか。。

1958年〜 ネジネジ鉄
ネジのミゾみたいなのが彫られた鉄サドルに変更になっています。
高さ調整ネジが90度に戻っています。

1968年〜 ステンレス
溝有りツルツルのステンレスサドルに変更されました。
ステンレスはスチールよりも更に高音寄りの音の様です。

ここで紹介させて頂いたのは基本的にオクターブチューニングが合いません。
サドルの真ん中に通っている長いネジでオクターブチューニングを合わせて、端の方の2本のネジで弦高を調整します。
近年 色々
最近では、サドルに角度が付いていたり、6連サドルの物も合ったり、オクターブチューニングもバッチリに出来ます。



元々ついているものも様々なので選択肢無限ですね!