同じフェンダーのギターですが、全く見た目が違う2つのギター。
だけど、搭載されているピックアップはシングルコイルという点は共有していますね。


実際、何処がどう違うのか?少し違いを見ていきたいと思います。
①音の違い
まず、言葉で説明する前に音の比較動画を作ったので見ていただければと思います。
まず、今のメジャーな仕様として、ピックアップの音の選択肢は
◯テレキャスター
1.ネックピックアップ
2.ネック+ブリッジミックス
3.ブリッジピックアップ
の3種類
◯ストラトキャスター
1.ネック
2.ネック+ミドルのミックス(ハーフトーン)
3.ミドル
4.ミドル+ブリッジのミックス(ハーフトーン)
5.ブリッジ
の5種類
元々はテレキャスもストラトも違うセレクターだったし、今でも全く違う仕様もありますが、とにかく今のメジャーなセレクターは上記の通りだと個人的に決めつけます。
その前提で比較の動画を作りました。
- ネックピックアップ
ネックピックアップはテレキャスターの方が軽い音な気がしませんか?実際出力も弱いです。テレキャスの音量でインターフェースの調整をしていたらストラトの音が割れてました。。
ストラトはバチん!ていう感じの音で、テレキャスターはプリッていう感じの音
- センターポジション
これはピックアップセレクターのポジションをどちらのギターも真ん中に持ってきた時の状態を比べているのですが、実際にはテレキャスはネックとブリッジのミックス、ストラトはミドル単体の音ですね。全く違うことは承知の上で、敢えて比較してます。
テレキャスのネックとブリッジのミックス音はシャープな、ジャキジャキな音。これが他のギターには出せない最強な音。レスポール系も似たような音を出せるけど、そこまでキレは無い感じ。
ストラトのミドルも太すぎず細すぎずのちょうど良い感じの他のギターには出せない音を持っています。
- ブリッジピックアップ
ブリッジピックアップはテレキャスター の方が太くて出力も強いです。歪ませて使うのに凄くいい。テレキャスターはバキッていう音で、ストラトはジャリっていう音。
- ストラトハーフトーン(ネック+ミドル、ミドル+ブリッジ)
ストラトのハーフトーンはそれこそ他に出せない音。テレキャスのミックス音とは違い、凄く優しい音が出ます。どういう繋がり方の違いでテレキャスとストラトのミックス音が違うのかは知りません!!とにかく、こういう感じの音が出ます。
②持った感じの違い
コンター加工有無はかなり大きいです。
テレキャスター はただの板をあの形に切り抜いただけの感じですが、ストラトは肘が当たるところと腹が当たるところが滑らかに削られています。
私は長時間座って弾いていると、ギターがあたる脇腹付近が痛くなって赤くなったりします。
③構造の違い
⑴テレキャスター はチューニング合わない?
ブリッジの駒はストラトは6分割されているのに対して、テレキャスター は3分割のものがメジャーです。


正直、テレキャスター はオクターブチューニング合いません!ある程度の妥協が必要になります!!
嘘です。。実際にはブリッジ駒が6分割されているテレキャスター もたくさん有りますし、一部モデルには新品購入時に6分割された駒が付いたブリッジプレートが付属している場合も有ります。。3分割駒でも角度付いていてオクターブチューニング出来るようになる物もあります。見た目に拘らないようでしたらそういった改造で対処可能です。
⑵トレモロの有無
ストラトといえば、ブリッジ部分が特殊な構造をしていて、アームを使った音を揺らす奏法が可能です。私は全く使いこなせていないのですが、ストラト使いの人達は基本めちゃくちゃ使いますよね。
演奏の表情を付けたりする事が出来るので大きな違いかと思います。
ブリッジをギターの表面の弦と、ボディ裏面に隠れているスプリングで引っ張り合っている状態のため、ストラト 特有の音が出来るという人もいるのですが、私は良くわかりません!!
こんなところかな?
情報薄いですか?
順次追記していきます!