さすがbenimaruさんですね。発売後速攻でレビューされてます。ホント参考になりますね。正直私は買っていません。2020年8月購入しましたので追記していきます。
結論、迷っている人は買ったほういいです。マジで便利です。
自分も動画作りましたので是非見てください!
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公式HPに詳細についてはいろんな情報が載っていますが、長すぎるので自分的に内容をまとめてみたいと思います。
http://allaccess.co.jp/strymon/iridium/
特徴
①アンプのシミュレーター
- Fender deluxe reverb
- VOX AC30
- Marshall プレキシ
基本、これ以上いらないっすよねっていう最高のポイント付いてますよね。しかも、本来のものよりもハイゲインにした場合は、、っていうシミュレーションも出来るみたいです。
2020.8追記 ハイゲインに出来るのはVOXとマーシャルです。デラリバは歪みません。
このシミュレーターはメーカーの説明をみている感じ並々ならぬこだわりを持って作られているみたいですね。アンプの回路だったり、電圧の動きだったり、素人ではぜええええええっっっっっったいに思いつきもしないことを真剣に研究して再現しようとしているみたいです。
2020.8追記 自分の場合、思ってみたらデラリバ、AC30、プレキシって、ほとんど弾いたこと有りませんでした。。なので、本物に似てるかどうかは正直わかりません。。でも、間違いなくいい音です!
1.デラリバ
超絶素敵で、良く聴く感じの素晴らしい音が出ます。本家のデラリバはノーマルチャンネルとビブラートチャンネルがあるみたいですが、オールアクセスのHPを見ると、ペダルとの相性を考えてノーマルチャンネルをモデリングしてるそうです。正直、これを読むまでデラリバがチャンネルによって音が違うんだと知りませんでした。。。色んなサイトを見ると、結構ビブラートチャンネルってエフェクターとの相性悪いみたいですね。。。。
で、iridiumはイコライザーがトレブル、ミッド、ベースの3つに対し、デラリバはトレブル、ベースの2つ。オールアクセスのHPによると、iridium のミッドを12時にした時の音が、本家デラリバのミッドスクープな音(ミドルが少ないドンシャリな音って事かな?と思います。)を再現したという事です。個人的にYouTubeとかで聴くデラリバの音はもっとミドルがゴッソリ無い音かなと思っていて、ミッドは10時くらいで使ってます。
ミドルを上げるとツイードトーンっていう事だったんですが、確かにYouTubeで聴く古いフェンダーアンプの音に似ている気がします。
アタック感は一番強いチャンネルな気がします。ストラトピック弾きだと、「バッチン」って感じのアタックです。でも指弾きではソフトな音に変わります。
2.VOX AC30
これは、ドライブを13時くらいで弾くと歪んでいる様なクリーンな様な、とてもいい感じの音が出ます。
YouTubeでよく見る、中高音域寄りの軽やかな音がします。ビートルズがVOX使ってるみたいなんですが、私はビートルズ聴かないのでわかりません。というか、、、、その時代のレコーディング技術で録音した音って、、本来の音かかけ離れてそうな気がしないでもないですが、、まあそこはいいですね。
で、AC30も時代で色んな仕様が有るんですね。iridium が再現しているのはわりと古い時代のようで、その当時のはなんと3チャンネルあった様です。。ノーマル、ブリリアント、ビブラート?の3種類。そのうちブリリアントチャンネルのシミュレーションの様です。
ブリリアントチャンネルはトレブル、ベース、カットの3種類の為、iridium のミドルつまみはトーンカットとして効きます。上げるほどハイが削られて、耳にうるさい成分をカット出来ます。
アタックは柔らかめな感じがします。強弱がつけやすい感じがします。
3.プレキシ
正直に言います。私マーシャルの音結構嫌いなんです。布袋寅泰で育った私はオープンバックのカラッとした音が好きなもので、、、おっきなスタックアンプのドカンという極低音が苦手です。その音がしっかり再現されてると思います。
クランチくらいの時のピッキングから少し遅れて音が出る感じもマーシャルっぽいですし、ギャリギャリの歪み方もまさにそんな感じだと思います。
ちょっと苦手な音ですが、もう少し研究していい音出せるようにしていきたいと思います。
②スピーカーキャビネットエミュレーション
→なんか色々横文字で書いてましたが、要はキャビネットから音が鳴って、それをマイクで拾ったらこんな感じの音になるっていうのを最新技術で再現した物のようです。しかも、キャビネットは以下9種類
- deluxe reverb
- Blues Jr →。。。何故これを入れた??
- VIBROLUX 2×10inch
- AC 30
- セレッションアルニコブルーのクローズドバック→実物はなんだろうか。。。
- メサブギー4×12inchスピーカー
- Marshall4×12inchスピーカー
- セレッションVintage 30 2×12inch オープンバック
- Marshall 8×12inchスピーカー → なにそれ??
③ルームアンビエンス
→もう少し日本語で説明してくれないかなとちょっと思ってしまった。。。
要は部屋の中でギター鳴らした時の残響音というか、リアリティを再現した物のようですね。オンマイクだけじゃなくてオフマイクも使った感じのことですかね??
2020.8追記 感覚的にですが、オンマイク、オフマイクという感覚よりも、部屋にアンプを置いてデカイ音で弾いている時(マイクで収録した音を聴いているというより、まさにその場にいる時の感覚)の反響音を再現した感じです。MAXにすると、吸音設備のないホールで鳴らしたときに凄く似てました。※友人の結婚式で余興でギターを弾いた時の、客が入る前の残響音バリバリの時の音そっくりでした。
使い方
レコーディング、ライブで直接インターフェイスだったり、PAに繋いで使えるみたいです。うん、ケンパーですね!
ヘッドホンに繋いでもいい感じみたいです。インストルメント入力もあるので曲を流しながらそれに合わせて弾くっていうこともできるんでしょうか?
2020.8追記 それは出来ませんでした。インプットが一つなので、単独で弾くのみです。
あとは、アンプのリターンやパワーアンプに繋ぐ、キャビネットシミュレーターだけ使うとか、色々な使い方が出来るみたいです。うん、やっぱりケンパーですね。
疑問
個人的に気になることがあるのですが、amplitubeとか、Biasとかもいろんなアンプのシミュレーションをして、キャビネットもシミュレーションしてって言う感じのことやってますが、あの辺のもので凄く気になるのは、遅延ですね。ギターの弦を弾いてからコンマ何秒か遅れるじゃないですか。あれ凄く気になるんですよね。そう言ったものがあるのかないのか、、個人的に凄く気になります。
2020.8追記 ヘッドホン端子から聴くと、ほぼ遅延は有りません。amplitube やbiasで感じる不快な遅延が無いので、快適に弾けます。これ買ってからアンプに電源入れてません。ただ、インターフェイス経由だとかなり遅延が起きていて試行錯誤中です。irigだと結構な遅延が有ります。。。
あと、それらのアプリって、キャビネットからマイクで拾ったら音を再現するときに、マイクの種類やマイクを置く位置とか、色々設定できたり、物によってはキャビネットを同時に複数個鳴らした場合のシミュレーションもあったりすると思うんですが、その辺ってどうなんでしょうね。。せっかくなんでそう言った部分も有れば凄く楽しめるんじゃないかななんて思ったりします。
2020.8追記 IRデータはpcで変えれるみたいですが、私の様なセッティングを追い込めない人には、別に、プリセットで十分いい音なんで、必要無さそうかなと思います。
逆になかったら、、、、自分でアンプ鳴らしてマイク何本か買って、色々と音の違いを試してみるっていう楽しみをしているのも良いのかも、、なんて、ちょっと思ったり思わなかったり。でもまあ、そういう機材を揃えると結構金額張っちゃうので、5万弱で買えるiridium導入もいいのかもしれませんね。ケンパーはやっぱり高いですから。
2020.8追記 マイク録りと比べてセッティングが圧倒的に楽ですし、素人の適当マイキングと比べると圧倒的に音が良いです。変にマイク沼にハマる前にこっちの世界に来れて良かったです。